Branding in Motion

ブランドの核心を、映像に昇華する。

情報は溢れ、スペックの羅列はもはや消費者の記憶に残りません。いま求められているのは、説明ではなくビジョンです。映像というメディアが持つ究極の役割は、情報の伝達ではなく、見る者の共感や憧憬を生み出すことです。撮影は単なる記録ではなく、被写体を美しく生まれ変わらせるためのプロセスです。撮影で捉えた光と色彩がブランドの奥底に眠る哲学にカタチを与え、完成した映像のすべての瞬間に生命を吹き込みます。


感情を動かすビジュアル、緻密に設計された動き、そして一貫したストーリー。これらが一瞬でブランドの本質を理解させ、価値を根底から高めます。それは、ビジュアル・音・言葉が高度に統合された「映像」というメディアのみが成し得るコミュニケーションです。


ブランドを象徴する映像は、一過性の広告にとどまらず、長きにわたり価値を生み続ける「資産」となります。

ブランドの核心を、どう昇華させたか。

Key Case

NEC — 航空・宇宙・防衛・海底ケーブル ブランディング

NEC

課題

NECの主幹事業である「航空・宇宙・防衛・サイバー・海洋」は、社会インフラを支える重要な産業・技術です。しかし既存の広報メディアでは、「何がすごいのか」「どう役立っているのか」「どんな思いで働いているのか」を十分に表現しきれていないという課題がありました。この価値を可視化し、社内外に伝えることが今回のミッションでした。

解決

多岐にわたる事業内容を吸収・咀嚼し、4年をかけて、それぞれにオリジナルストーリーを構築、映像化しました。撮影では感情やキャラクターに合わせてレンズを使い分け、時にはAIによる楽曲・映像生成も大胆に取り入れることで、当事者自身も想像していなかった表現で、言葉やプレゼンでは伝えきれない事業の真髄を伝えることに成功しました。Web、都心の大型ビジョン、駅・電車などのOOH、イベント会場まで、あらゆる媒体を適切に選択し、YouTube再生数・アンケート評価ともに目標を大幅に超過。社内エンゲージメントも向上し、会社全体のブランド価値を高めました。

Innovation

Oishii Farm — The Farm of the Future

Oishii Farm

課題

NY発・世界最大の植物工場。その革新性を伝えながら、実際の都市に出荷されるリアリティと作り出された商品がもたらす「おいしい」を伝える。

解決

FPVドローンとジンバルショットをシームレスに繋ぎ、工場の奥深くから食卓へ届くまでの道のりを、一筋の光のようなシームレスな映像体験へと昇華させました。未来の農業の姿が社会実装されていることをリアリティを伴って見る者に理解させ、各シーンにハンドヘルドによるビューティーショットを入れ込むことで工場の革新性といちごの美味しさを担保しています。 それらのショットはこの映像だけでなく、静止画としてもプレスリリースなどで幅広く活用されています。

Emotion

TOYOTA GAZOO Racing — "The Challenge Continues"

TOYOTA GAZOO Racing

課題

モータースポーツの「速さ」は映像で伝えやすい。しかし「高揚感」や「執念」——レーシングドライバーとチームが持つ人間的な情熱——をどう視覚化するか。

解決

スピードの中に切り取られたダイナミックな構図と、リズムで語る編集で、速さを超えたストーリーを構築。ドライバーとチームクルーによる言葉を紡ぎ「挑戦し続ける意志」をエモーショナルに表現。

Artisan

UNION — The Origin of ARTWARE

UNION ARTWARE

課題

機能性と美を兼ね備えた建築金物ブランド。このブランドの根幹にあるクラフトマンシップを、製品スペックではなく「哲学として」どう映像で体現するか。

解決

素材のテクスチャに徹底的に寄り添う撮影アプローチで、各製品を一つの芸術品のように撮影。 創業者の言葉に、それを裏付ける製品の光と質感をのせ、ブランドの思想をエモーショナルに伝えました。

Technology

Telexistence — Team-Ghost

Telexistence

課題

コンビニエンスストアのバックドア業務においてテレイグジスタンスのロボットはすでに現実稼働している——という事実を、いかに魅力的に伝えるか。

解決

360°カメラと編集技術を駆使し、「導入→稼働→メンテ→改善→開発」というサイクルがスタートアップらしいスピード感で常に繰り返されていることを強烈に印象付けた。夢物語ではなく、すでに社会実装されていることをリアルに感じさせるために全てのシーンを実際の現場で撮影しています。

Event

DAIHATSU — COPEN Press Conference Opening

DAIHATSU COPEN

課題

発表会のオープニング映像として、会場にいる全員を「瞬時に」COPENの世界観に引き込む必要がある。プレスと一般が混在する場で、説明なしに感情を動かすこと。

解決

2年以上にわたる開発過程の記録映像を素材として活用。その積み重ねが持つ「時間と信頼」を一本の映像に凝縮し、車の魅力を説明するのではなく「感じさせる」ストーリーへと昇華した。

Showreel thumbnail
Daisuke Abe Showreel ブランディングの枠を超えた、これまでの仕事の全体像。

Awards

Advertising & Design

  • Cannes Lions International Festival of CreativityBronze / Shortlist ×2
  • ADFESTGold ×2 / Silver ×3 / Bronze
  • Spikes AsiaShortlist / Silver ×6
  • ADC賞Winner
  • GOOD DESIGN AWARD受賞
  • 広告電通賞優秀賞
  • Web Advertising BureauGrand Prize
  • CODE AWARDBest Campaign
  • Adweek Project Isaac AwardsGold
  • ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSFinalist
  • New York FestivalsFinalist
  • Asian Television AwardsNominee — Best Social Awareness Programme
  • 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品

Film Festivals

  • KIOFF (Korea International Ocean Film Festival)2026 — Official Invitation
  • International Ocean Film Festival2026 — Official Selection
  • VdR – Film Market (Visions du Réel)2026 — Invited Selection
  • Cinequest Film & VR Festival2022 — Official Selection
  • VENEZIA SHORTS ITALY2022 — Official Selection

Production

実写のリアリティからフル3DCGによる概念の可視化まで——あらゆる映像表現をワンストップで、世界水準のクオリティで実現します。

Daisuke Abe

Direction & Cinematography

Daisuke Abe — 阿部大輔

映像監督・撮影監督。60本以上のヴィンテージレンズを操り、ブランドごとに最適な「光の表情」を設計する。SONY、TOYOTAなどの大企業からスタートアップまで、長期ブランディングを一貫して担当し、同時に自身の映画プロジェクト"MMM"では数々の映画祭でのオフィシャルセレクションの実績を持つ。

Takeo Saito

CG Direction

Takeo Saito — 齋藤岳郎

FULVISの共同経営者であり、国内外の多くの受賞作品に参画するCGアーティスト。「概念のビジュアライズ」を3DCGで実現することを得意とし、その実績は高く評価され2012年より武蔵野美術大学で教鞭をとる。阿部の実写演出と密接に連携し、シームレスな世界観を構築する。

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